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鳥 [趣味・思考・その他]

最近ふと思ったことがある。
長年鳥を飼っていて、尚且つ鳥の飼育を仕事にしている白矢ですが・・・・・


この前・・・というか、以前からよく言われる事があります。
お客さんが猛禽類(フクロウとか、ワシなどの肉を食べる鳥)が餌を食べているところを見てました。
その時与えていたのは「ヒヨコ」
ヒヨコといえば鶏の子供です。

で、それを見たお客さんが発した言葉は・・・・・・
「おい!鳥がヒヨコ食ってるぞ!共食いや!」でした。

この時に私はすご~く腹が立ちました。
何故?と思う方もいるかもしれません。

よく考えてみてください。
確かに「鳥である猛禽類」が『同じ鳥のヒヨコを食べている』のは共食いといえば共食いです。
しかし、とは一体なんなのか。
鳥とは、全身を羽毛で覆われた、翼を持ち、空を飛ぶ(一部例外あり)動物のことです。
それもかなりいろんな種類がいますね。
一応それを大きくまとめて「鳥類」と呼びます。
だから、全身を羽毛で覆われた、翼を持ち、空を飛ぶ動物のことを人間は「」と呼びます。
では、上記と同じ理由で他の動物を呼ぶとしたら・・・・
ライオンもキリンもゾウ同じ「哺乳類」なので、本来ならば「哺乳(類)」と呼んでも可笑しくないのでは?
ワニもトカゲもヘビも「爬虫(類)」と呼んでもいいのでは?

そして同時に思うのです。
ライオンやハイエナ、チーターは同じ「哺乳類」を食べます
例えそれが動物園などで与えられている肉片だとしても、元をたどれば牛や馬です。
そしてそれは同じ哺乳類
ワニやヘビなんかも、確率は低いとは言え同じ「爬虫類」を食べることがあります
じゃあ、なぜそれを人は「共食い」と呼ばないのですか?
おかしいですよね?
なんで鳥だけが共食い!共食い!と言われなければならないのでしょうか?

ライオン・ワニは肉を食べます。
キリン・ゾウは草を食べます。

鳥は?・・・虫を食べると思いつく人も多いかもしれません。
しかし鳥類は様々な環境で存在しています。
その為形も色も食べるものも種類によって全く異なります。
しかしそれを知る場所が無いのかもしれません。
肉食も魚食も虫食も果実食も草食も穀食も・・・・様々です。
哺乳類も爬虫類もそうです。
知ることは大切です。
だからこそ私は鳥類だけが「共食い!」と言われるのが胸糞悪いです
DSC05460.JPG

言うならば人間だって哺乳類食ってんだから共食いですよ?
鳥類で本当の共食いは、猛禽類が猛禽類を食べている時に言ってください。

あと、人間の身勝手さ・知識のなさにより、
確実に死んでいる動物もいることをお忘れなく。
それもあなた方の身近な場所でね。
そうですね、例えば動物と触れ合いが出来るところとかね。

日本人としての誇り、「礼儀正しい・マナーがいい」を忘れずに。



P.S 最近考えていたのですが、「人肉食」は確かにダメなことです。が!
例えば飢饉なんかで全く食べるものが無いとき、
人が人を食べる事は生きるために仕方がないと思います。
一人の犠牲で多数を生かす、そして長く繁栄させる・・・・
なので時には人肉食は必要だという結論に至りました。
自分の欲望で人殺して食うのは論外ですがね!
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